胸郭のゆがみとストレッチ

今回は、胸郭(胸)のゆがみと、ストレッチの方法について説明します。

街中で、このような姿勢をしている中年移行の人を見かけませんか?


このようなゆがみを起こす筋肉は いくつも考えられますが、

主な筋肉として、

首を前に引っ張る胸鎖乳突筋

腰の前弯を減少させる下後鋸筋

胸椎の港湾を減少させる胸棘筋

が挙げられます。


また、左右12対ある肋骨と、胸前中央にある胸骨と、背中にある12個の胸椎で作られている胸郭自体も歪みます。


それは、肋骨の間にある肋骨間筋や肋骨に付着する筋肉が硬くなり縮むからです。


(正確には、外肋間筋・内肋間筋・最内肋間筋・肋下筋・胸横筋・肋骨挙筋 が挙げられます。
また、前鋸筋 も関係してきます)




胸部にある筋肉が硬くなり縮むと、このように胸郭にゆがみが出ます。

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胸郭は、姿勢だけでなく、呼吸にも関係する大切な筋肉があります。

今回は、胸郭の筋肉のストレッチとして、3つの方法を紹介します。


①おもに肋間筋を伸ばすストレッチ

これは単純に大きく呼吸をし、胸郭を広げるストレッチです。

呼吸をする際に、胸郭が動いているかどうか、広がっているかどうかを、

胸に当てた手で確認しながらやりましょう。

腹式呼吸でなく、胸式呼吸でやるのがミソです。




②おもに肋間筋などを伸ばすストレッチ

椅子に座って下半身を固定した状態で、上半身をねじります(回旋します)。

その際、肩と肘を90度に挙げて、身体の横に固定し、ひねる際に、後ろに行く腕の肩甲骨に力をいれて体をひねると、

胸郭が効率よくねじれます。

肋骨と肋骨の間の筋肉を伸ばすイメージでひねりましょう。




③背中の筋肉を伸ばす(特に胸棘筋)ストレッチ

椅子に座って、下半身を固定した状態で、後頭部に両手を添えて、手の力で、背中を丸くして伸ばします。

12個ある胸椎の間が伸びるイメージを持ちましょう。



縮んでいる筋肉がうまく伸びれば、

若い人のように姿勢が綺麗になります。

もちろん肺活量にも影響することでしょう。

簡単なストレッチなので、気づいたときにおこなってみてください。
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腹直筋も縮みます

顔面の筋肉だけでなく、

長い筋肉も、短い筋肉も、どの筋肉も、

古くなったゴムのように、伸縮性がなくなり、硬くなって縮みます。

それは、お腹にある筋肉も同じです。


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50歳前後から、お腹周りはブヨブヨたるんで、腹筋が伸びてきたように思われがちですが、

確かに筋力はなくなりますが、伸びることはありません。

内臓脂肪が増えて腹腔内が膨らんで、腹筋を内側から圧して、腹筋を伸ばしますが

                                                     筋肉は、縮もうと変性しています。


また、腹筋の筋力が弱くなり、カロリーを使わなくなるので、皮下脂肪が増えます。




そして、もう一つ、

筋肉が縮むから、その上の、皮膚や脂肪層がたるみます



その他に、腹筋が縮むことにより、腹筋の両端の付着部である骨盤と胸郭が引っ張られ、歪みます。



骨盤が引っ張られると、図のように、恥骨部分が上方に上がり、下腹部がポッコリ出てきます。



胸郭が引っ張られると、背中が丸くなります。



どちらも引っ張られると、図のように、典型的老人体形になります。


実際は、腹筋だけが原因でなはないですが・・・。


また、腹横筋腹斜筋が縮むと、図のようにくびれがなくなります。




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日ごろから腹筋を鍛える人は多いと思います。

しかし、腹筋のストレッチも重要です。

もっと筋肉を伸ばしたいならば、鍼をすることで筋肉は伸びます

ご相談ください。

顔面のしわ

顔面のしわについて

今回は、顔面のしわについて説明します。

前回、しわができるのは、 ・脂肪層や筋肉が痩せる
                 ・筋肉が硬縮する


        ことが考えられることをお話ししました。

では、具体的に、どうなるのでしょう。



下図のように、顔面の筋肉は、このような構造になっています。



脂肪層や筋肉が痩せたり、筋肉が固まって縮むと、皮膚がたるみ、しわになりますが、

しわは、筋肉繊維の走行に垂直に出現してきます。

なので、額の前頭筋が縮むと・・・



このように、額にしわができます。

眼輪筋が縮むと



目の周囲にしわが出たり、眼輪筋が縮むと、眼輪筋の内輪が狭くなるので、目が小さくなります。

歳をとると、目が小さくなると思いませんか?

それは、眼輪筋が縮むからです。

口の周りの口輪筋が縮むと、



図のように、口周囲に縦じわができます。


このようなしわができないようにするには、どうしたらいいのでしょう。

・顔面の筋肉を縮めない
・顔面の脂肪層や筋肉をやせさせない


ことです。

そのためには、
顔面の脂肪層や筋肉に、若年時と同じ量の血液を送り続けること と、
筋肉を伸ばす努力をすることです。


顔面にたくさんの血液を送るには、顔面のマッサージだけでなく、全身の血行をよくする
または、顔面の血管が通過する首肩の筋肉を固めないことです

血管は、筋肉の間を通って行くので、筋肉が固まると、血管を圧迫して、血液の流れを阻害します。
なので、知らないうちに固まっている首肩の筋肉を緩めることが大切なのです。

顔面のマッサージも、軽いマッサージでは、筋肉層を伸ばすことはできません。

筋肉を伸ばすには、かなり強い力で圧して、筋繊維の走行に平行に

筋肉を伸ばすイメージでマッサージすることです

最後に、鍼施術は、筋肉を伸ばすことに威力を発揮します。

本当に筋肉を伸ばしたい方は、ご相談ください。





プロフィール

鍼灸師 佐藤春美

解剖教材会社
   マグネット解剖標本社 代表
都内で鍼灸院開業

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Author:fc2user81691i
鍼灸師 佐藤春美

解剖教材会社 
  マグネット解剖標本社 代表
都内で鍼灸院を開業

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